「つむじの薄毛が気になり始めた」「地肌が以前よりも透けて見えるようになった」など不安を感じる人は多いのではないでしょうか。
しかし、薄毛は加齢だけが原因ではありません。実は、男性ホルモンや生活習慣、ストレスなど様々な要因が関係しています。
ここでは、つむじの薄毛の原因や予防法、対処法について解説します。
目次
つむじが薄くなる原因
AGA(男性型脱毛症)
AGAとは、「男性型脱毛症」の略称です。
男性ホルモンなどが原因で、軟毛化(生えてくる髪の毛が一本一本細く短い毛になる)が進み、薄毛になる状態のことを指します。軟毛化は、ヘアサイクルの成長期が短縮され、毛根が小さくなってしまうことによって起こります。
加齢に伴って進行していく脱毛とは違い、早い人では20歳前半から始まります。ただ、誰でも薄毛になるわけではなく、遺伝や普段の食事、ストレス、生活習慣などの影響も大きいと考えられます。
男性型脱毛症は、一度発症してしまうと自然に治ることは期待できません。
血液循環の不良
毛髪の成長に必要な栄養は、血液によって運ばれるため血液の巡りが悪くなるとその分、頭皮に栄養が届きにくい状態になっています。
血流不良を招く要因
- ・ストレス
- ・運動不足
- ・ダイエットや偏食
- ・エアコンなどの冷房
上記に当てはまる方は、血液循環の悪化が原因で薄毛を招いてしまう可能性があります。
紫外線
頭皮や髪の毛も紫外線でダメージを受けます。また、頭皮や毛髪は顔の2倍以上の紫外線を浴びると言われています。
紫外線には「UV-A」と「UV-B」があり、それぞれ髪や頭皮に及ぼす影響が異なります。
| UV-A | シミやしわの原因になる紫外線です。 UV-Aは肌の表皮を通り真皮まで到達し、毛母細胞や毛包幹細胞を損傷させる恐れがあります。 |
| UV-B | UV-Bは、頭皮の表皮細胞にダメージを与えます。 頭皮がダメージを受けると髪の毛が十分に成長しなかったり、抜けてしまうことがあります。 |
紫外線による日焼けによって、頭皮環境が悪化し乾燥しやすい状態になります。頭皮が乾燥することで、薄毛をまねく皮脂の過剰分泌や炎症などを起こしやすくなってしまいます。
また、男性型脱毛症を進行させる恐れもあるため注意が必要です。
その他の原因
多量のアルコール摂取により、アセトアルデヒドが分解しきれず体内に残ってしまうと、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが増加すると考えられています。
そのため、飲酒量が多くなればなるほど薄毛の原因物質が増殖しやすくなります。
また、過剰な飲酒は睡眠の質も下げてしまいます。睡眠中は、髪や皮膚の成長・修復にかかせない成長ホルモンがもっとも多く分泌される時間です。
深酒によって睡眠の質が下がると、成長ホルモンの分泌量が減少します。
なかなか寝付けない、夜中に何度も目覚める睡眠は、ホルモン分泌の妨げになるので避けましょう。
薄毛の進行を止める対策
生活習慣の見直し
対策として、まず睡眠や運動といった生活習慣の見直しを行いましょう。
睡眠不足の状態だと、交感神経の活動が優位になると言われているため、血行不良を防ぐには睡眠もとても重要です。
最近はテレワークなどの影響で、運動不足に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
運動不足だと、全身の血液の巡りが悪くなります。頭皮にも十分な血液が行き渡りにくくなるため、頭皮の血行不良を起こしてしまいます。
ウォーキングやジョギングなどの軽い有酸素運動なら、血行を促進するため、抜け毛防止になると言えます。適度な有酸素運動であれば、ジヒドロテストステロンの生成も抑えられるため、AGAの人にも効果的です。
栄養を摂る
髪の毛は、約18種類のアミノ酸が結合して作られたケラチンというタンパク質でできています。
髪の毛の99%はタンパク質でできていますが、摂取するタンパク質の量が少ないと、頭皮や髪まで栄養が届かず薄毛になってしまう可能性があります。
| 亜鉛 | 牡蠣、高野豆腐、赤身肉、ブロッコリー |
| ビタミン群 | ナッツ類、きのこ類、魚類、にんにく |
| 鉄分 | レバー、赤身肉、海藻 |
| 大豆イソフラボン | 納豆、豆乳、きな粉 |
| 葉酸 | レバー、枝豆、ウニ |
食事で脂質を多く摂り過ぎると、血液中の脂肪分が増加し血行不良の原因になってしまいます。
高脂肪の食事は薄毛を進行させてします恐れがあるので注意しましょう。
ストレスを減らす
ストレスによって、自律神経が緊張した場合、血管が収縮し血行を阻害する可能性があります。
交感神経が働き続けると、血液の流れが悪くなり栄養が頭皮まで渡らなくなってしまいます。
運動をして汗をかくことはストレス解消につながりますし、ゆっくりと湯船に浸かることもおすすめです。ストレス発散方法を模索することをおすすめします。
育毛剤を使う
薄毛は年配の方だけではなく、20〜30代の若年層も悩みを持っている方がいます。
髪の毛を太く成長させるには、栄養を運ぶための血液循環を促すことが大切です。育毛剤の中には、血行を促進させる成分が入っている商品があります。
血行を促進させることで頭皮に栄養が運ばれ、髪の毛の成長が期待できるでしょう。
育毛剤の注意点
皮膚トラブル
育毛剤の副作用は、塗ったところの赤み、湿疹、かゆみなどです。育毛剤に含まれる成分が合わず、アレルギー反応として現れる場合があります。
もし皮膚トラブルがあった場合には、使用を中断することで改善が期待できます。
また、育毛剤を使用する前にパッチテストを行うことで事前にわかるため、副作用を防ぐことができるのでおすすめです。
大量に塗布する
育毛剤を大量に使用したからといって、短期間で育毛できるわけではありません。大量に使用してしまうと、毛穴の詰まりなど皮膚環境が悪化してしまう恐れがあります。
髪の毛には生えてくるサイクルがあり、育毛剤は成長期の毛に対して効果を発揮します。
使用する量や回数は、育毛剤のパッケージにされている通りに使用しましょう。
CHAP UP
CHAP UP(チャップアップ)は、頭皮に優しい無添加で、頭皮と髪の健康をサポートをする薬用育毛剤です。
- ・６種類の有効成分で発毛促進
- ・55種類の天然由来成分
- ・頭皮が潤うWの保湿因子
- ・セラミドとアミノ酸15種を配合
など、薄毛ケアに大切な成分がたくさん配合されているのが特徴です。
また、頭皮がデリケートな方も使用できるのも魅力的です。
| 通常購入 | 8,690円(税・送料込) |
| 初回限定定期コース | 1,980円(税・送料込) |
定期購入をすると、割引価格で購入できていつでも解約可能です。また、初回100日間返金保証付きです。
まとめ
いかがでしたか？
人によっては育毛剤の効果が出るまでに3ヶ月〜半年はかかります。まずは半年は使用を続けてみるのがおすすめです。
焦らず、コツコツ続けることが大切です。
薄毛や抜け毛に悩んでいる方はぜひ一度試してみてくださいね！
