
少ない人と白髪が多い人の特徴にはどんな違いがあるのでしょうか。
白髪の原因を知って、白髪を増やさないために自分でも簡単にできることはあるのかなど解説します。
さらにおすすめのカラーシャンプーも併せてご紹介いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
白髪の原因とは?

まずは白髪の原因とは一体どんなものがあるのか、
白髪の原因について理解し、自分に当てはまっているか確認してみましょう。
加齢
年齢を重ねると、髪の毛の色素を作る細胞(メラノサイト)の働きが弱まってしまいます。
メラノサイトが色素を作ることができないときに髪の毛は白くなります。
こういった年齢による白髪は自然な老化現象で、平均では30代半ばから白髪の量が増え始めると言われています。
またこのメラノサイトの働きは人それぞれで、早い人では10代から気になり始める人もおり、反対に40過ぎても白髪が生えてこない人もいるようです。
ストレス
ストレスはさまざまな病気の元といわれるほど体にとって良くありません。
白髪も例外ではありません。
ストレスを感じることで、体内に活性酵素を発生させます。
この活性酵素は体内で取り込まれた酸素の一部が活性化し、他の物質を酸化させます。
他の物質が酸化してしまうと、細胞が老化してしまいます。
細胞が老化することで、髪の毛の色素(メラノサイト)の活動にも被害が及び、白髪になってしまいます。
またストレスは血管を収縮していまい、頭皮に充分な栄養を届けることができなくなってしまいます。
必要な栄養がとどかなければ、細胞の力も弱くなってしまい、色素を作ることができなくなってしまうのです。
栄養バランスが偏った食事
栄養バランスが偏っている食事は白髪の原因になります。
髪の毛に必要な栄養が足りていなければ、毛根細胞の力は弱まってしまいます。
さらに欧食文化になりつつある日本では、バランスの良い食事を取れていることは少ないです。
そして欧食を食べ続けていると、体内で活性酵素が発生しやすくなります。
この活性酵素は先ほども説明した通り、細胞を老化させてしまいます。
タバコ・アルコール
タバコやアルコールなどは血管を収縮させてしまったり、自律神経を乱したりしてしまいます。
血管が収縮してしまうと、毛根細胞に栄養を届けることはできません。
そして自律神経を乱してしまうとストレスになってしまったり、臓器に負担をかけてしまいます。
特にアルコールは分解する時にアミノ酸を使用します。
このアミノ酸は髪の毛の成長にも必要な成分で、不足してしまうと先にアルコールの分解に使われてしまいます。
そのため、髪の毛の生成に使われるアミノ酸が減ってしまうため、白髪や抜け毛の原因になってしまいます。
睡眠不足
睡眠不足は血管の収縮だけでなく、髪の毛の成長ホルモンが正常に分泌されなくなります。
そして睡眠不足が続くことで色素を作るメラトニンの生成にも影響を及ぼします。
髪の毛の健康の維持や成長に必要なホルモンが分泌されなければ、抜け毛や白髪を進行させてしまうことにつながります。
頭皮環境・ダメージ
夏場は紫外線が強く、体内で活性酵素を発生させます。
そして活性酵素が頭皮を刺激し、毛根にある色素を作る細胞に影響を与えてしまい、結果白髪を作ってしまいます。
さらに紫外線の恐ろしいところは白髪をつくることだけではなく、抜け毛や切れ毛、ダメージ毛にしてしまうことです。
冬場は特に乾燥しやすく、頭皮が乾燥すると髪の毛と関わりの深い17型コラーゲンが減少してしまいます。
この17型コラーゲンは髪の毛が抜けてしまうのを防いだり、髪の毛の色素を保つ働きがあります。
そのため17型コラーゲンが減少してしまうと白髪が増えるだけではなく、抜け毛も増加してしまいます。
遺伝
実は白髪が生えるのは遺伝的要素が大きいといわれています。
両親がどちらも白髪が多い体質であった場合、生まれてくる子どもも白髪が生えやすくなりなります。
特に10代くらいから生え始めると遺伝の可能性が高いといわれています。
ですが、全てが遺伝で白髪になるわけではなく、環境的原因や生活習慣などが原因の場合もあるので、注意しましょう。
白髪の予防方法
栄養バランスの取れた食事

栄養バランスの取れた食事を摂取することで、血流が良くなったり、髪の毛にとって嬉しい栄養素が頭皮に届きやすくなります。
特に髪の毛のために摂取したい栄養素をこれから3つお伝えします。
・タンパク質
タンパク質は髪の毛の主成分です。
色素をつくる原料になる「チロシン」はタンパク質不足になってしまうと同時に不足してしまいます。
タンパク質にも動物性(肉・魚・卵など)と植物性(豆類・野菜など)の2種類あり、どちらも幅広く摂取す ることが大切です。
・ミネラル
髪の毛に色素を送り込むために必要になる栄養素です。
ミネラルが不足していると白髪になりやすくなるだけではなく、パサつきや抜け毛などにもなりかねま せん。
ミネラルに含まれるカルシウム(乳製品・大豆製品・小魚など)や鉄(レバー・豆類・赤身魚など)、亜鉛(レ バー・貝類など)は髪の毛の健康維持には欠かせません。
・ビタミン類
頭皮環境の整備や細胞の活性化、血行促進など髪の毛が健康に成長するために必要な栄養素です。
特にビタミンB(貝類・魚卵・豚肉など)やビタミンC(野菜・果物など)、ビタミンE(ナッツ類・ごま類・魚 介類など)、ビタミンA(緑黄色野菜・卵黄など)などは意識的に摂取しましょう。
良質な睡眠
日本は世界的にみても睡眠時間が短く、2021年の経済協力開発機構の発表によると、平均7時間22分です。
これは経済協力開発機構に加盟している国の中で最下位です。
ですが7時間22分と聞いて
「自分の睡眠時間はもっと短い」
と感じた人が多いのではないでしょうか。
今の現役世代はもっと短く、総務省統計局の情報によると6時間以上7時間未満が一番多く、その次に多 いのが5時間以上6時間未満です。
厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では現役世代は7時間の睡眠をとること が推奨されています。
頭皮環境の改善

季節によって頭皮ケアの内容が変わります。
頭皮環境を改善するためには、夏場の紫外線対策・冬場の乾燥ケアが必要です。
夏場はなるべく紫外線が当たらないように帽子や日傘、頭皮・髪用の日焼け止めなどを使用することが おすすめです。
また夏は湿度が高く、頭皮が蒸れやすくなり、雑菌が繁殖しやすくなります。
ドライシャンプーを使用したり、頭皮用の制汗剤がを使用しましょう。
冬場は乾燥しやすいので、頭皮用のローションを使用したり、洗浄力の弱いシャンプーなどを使用する のがおすすめです。
ストレスを溜め込まない
ストレスは溜めずに定期的に発散しましょう。
ですが、ストレスの発散方法は人それぞれ違います。
自分が何をしていたら気分が上がるのか、楽しく気分が晴れるのか、1日好きなことをするだけの時間を 見つけたり、つくるのもおすすめですよ。
代謝・血流の促進
頭皮の血行を良くしたり、新陳代謝をあげて頭皮環境を促進することで白髪の生成を予防することが可 能です。
頭皮マッサージを日常的に行なったり、汗をかいたりすることで頭皮の血行を促進しましょう。
白髪が目立ち始めてきたときの対処法

白髪染め
白髪染めには主に2種類あり、それはセルフで染めるものと美容室で染めるものです。
セルフで染めるものは金額が安く、誰でも手軽にできるのが魅力です。
しかしムラになりやすく、カラー剤の独特な匂いが家中にしてしまうのがデメリットです。
そして美容室で染めるものはムラになりにくく、仕上がりがとても綺麗です。
反対に金額が高く、美容室に行くまでに時間がかかってしまいます。
またどちらも定期的な染め直しが必要になってしまいます。
白髪隠しアイテム
白髪をサッと隠せるアイテムです。
1日しか持たないものがほとんどで、シャンプーをしたら落ちてしまいます。
そのため白髪を長期的に隠すのにはおすすめできません。
ただし、持ち運びしやすく簡単にお直しすることができます。
カラーシャンプー
白髪ケアシャンプーは1度で染め切るものではありません。
使い続けて染めるため、急用で隠したいときには向いていません。
しかし、いつも使っているシャンプーを変えるだけなので使い続けることができます。
白髪染めで気になる根本の白髪も伸びる前に染めることができるのが魅力です。
利尻カラーシャンプー

北海道の天然利尻昆布を使用していて、髪の毛の潤いを保ちます。
天然由来のうるおい成分を27種配合しています。
さらにジアミン系・鉱物油・パラベンを使用しておらず、独特なツンとした匂いもないので優しい使い 心地です。
ノンシリコンで使いやすさにこだわっていることがわかります。
利尻カラーシャンプーは4色という豊富なカラーバリエーションから理想のカラーを選ぶことができま す。
そのため、白髪染めのように染めた感がなくなります。
使用前に浴室内を濡らすことで色移りの心配もありません。
RISHIRIA Furel カラーシャンプー

RISHIRIA Furelはサーチペアカプセル(うるおい成分)とサーチリペアプロテイン(毛髪補修成分)を配合し ており、指通りを良くしてくれます。
髪の毛の内側と外側からアプローチしてくれるので髪の毛がしなやかになります。
さらにクイックドライ処方を取り入れており、髪の毛を1本1本コーティングし、ドライヤー時間の短縮を実現しました。
髪の毛を乾かすのは面倒だからこそ短縮できるのは嬉しいですよね。
ジアミン系は使用しておらず、パラベンと鉱物油も使用しないことで髪の毛に優しい使い心地です。
カラーバリエーションは3種類で透明感のあるカラーが特徴です。