
「白髪が気になってなんだかおしゃれに見えない」
「白髪が目立っていて嫌だ」
とお悩みの方必見です。
今回は白髪が目立たないカラーについてご紹介します。
さらに、白髪が目立たないカラーの入れ方やそもそもなぜ白髪は目立ってしまうのかという原因についても解説するので、白髪ケアの参考にしてみてくださいね。
目次
白髪が目立ってしまう3つの原因

人の髪の毛は、1人あたり平均すると10万本生えていると言われています。
しかし、白髪は1本でも生えていると目立ってしまうものです。
10万分の1であるにも関わらず、気になって仕方ないというほどに目立つのは、なぜなのでしょうか。
考えられる理由を3つご紹介します。
地毛との色味が違いすぎるため
白髪が目立ってしまう原因の1つ目は、地毛との色味が違いすぎるためです。
これはとても当たり前のことですが、真っ黒の中に白い部分がポツンとあると目につきますよね。
地毛の色が明るい茶色の人よりも真っ黒な人はより一層白髪が目立つように、白髪と地毛のコントラストが強いことが白髪を目立たせる原因となってしまうのです。
白髪の方が比較的太くなるため
白髪が目立ってしまう原因の2つ目は、白髪が他の髪の毛と比較すると太くなりやすい傾向があるとされているためです。
これは、資生堂と北里大学が2004年に行った研究によってわかったことで原因は明確になっていません。
しかし、髪の毛を黒くする必要がない分、その栄養を髪の毛の成長に使うことができるからといった仮説が立てられています。
つまり、他の髪の毛よりも1本あたりの面積が大きいため、白髪が目立ちやすいということになるのです。
髪の毛が伸びた時に根元が白くなるため
白髪が目立ってしまう原因の3つ目は、髪の毛が伸びた時に根本が白くなるためです。
これは、白髪を染めてケアしている人でも目立っている理由になりますが、髪の毛は1ヶ月に約1cm伸びると言われています。
伸びてくる部分は、もちろん染まっていないので、白い髪の毛が伸びてくるため、根本が白くなってしまうのです。
ここからは、1つ目の理由と同様になりますが、伸びてしまった白髪の部分は染めている部分の色とのコントラストが強くなり、根本だけの白髪が目立ってしまいます。
白髪が目立たないカラーとは?

年々白髪が増えていってしまって、気になる!
という人にとって、白髪が目立たないカラーはどのようなものなのか知りたいところです。
まず、白髪を自然に馴染ませるカラーとして代表的な3色をご紹介します。
グレー
白髪が目立たないカラーの1色目は、グレーです。
グレーは、上品な色合いとして、比較的高齢な人に人気のカラー。
特に白髪の量が多い人は白髪以外の部分をグレーにすることで、白髪とのコントラストが少なくなり、白髪の部分が目立ちにくくなるのです。
コントラストを少なくするという意味合いが強いカラーなので、白髪が伸びた時もコントラストになりにくく、目立ちにくくなるというメリットがあります。
また、グレーは透明感が出やすいので、白髪染め特有の重たい印象にならず、軽やかで爽やかな雰囲気になりたい人におすすめです。
ベージュ
白髪が目立たないカラーの2色目はベージュです。
ベージュは、明るい黄色ベースの色味なのでグレー同様に白髪のトーンに近くなり、コントラストが弱まります。
グレーに比べて明るく、元気な印象になる髪色なので、顔まわりを華やかにしたい人やかわいらしい雰囲気にしたい人におすすめのカラーです。
特に地毛が明るい茶色の人に向いていて、逆に黒が強い地毛の人にはあまり向いていません。
なぜなら、地毛が黒い人が明るいベージュにしてしまうと地毛の部分が伸びた時に伸びた部分の黒と染めた部分のベージュがいわゆるプリン状態になってしまうため、
清潔感がないカラーになってしまう可能性があるためです。
グレージュ
白髪が目立たないカラーの3色目はグレージュです。
これまでご紹介してきたグレーとベージュのいいところを合わせたのがグレージュになります。
グレーは大人っぽい透明感、ベージュは華やかな雰囲気を作り出してくれる色ですが、グレージュは落ち着いた雰囲気の中にも若々しい印象を残した印象にしてくれる色です。
その2色と同様に白髪をぼかして目立ちにくくするのに最適な色なので、自分の地毛の色やなりたい雰囲気を考えながら色を選ぶと良いでしょう。
【量別】白髪が目立たないカラーの入れ方

ここまで白髪が目立ちにくいカラーの種類をご紹介してきました。
白髪を目立たせにくくするには、色だけでなく、カラーの入れ方にもポイントがあります。
ここからは、白髪の量に合わせた、カラーの入れ方について、見ていきましょう。
白髪隠しスティックで部分的に対処
白髪の量が全体の10〜30%程度の人は、外出時に気になる白髪の部分だけを都度白髪隠しスティックを使って、染めると良いでしょう。
白髪染めやおしゃれ染めに使うカラー剤には髪を傷つける成分が少なからず入っています。
そのため、できるだけカラー剤を使わないで白髪を隠せる選択肢を選ぶことが大切です。
ただし、シャワーの度に毎回スティックの染料が落ちてしまうため、外出する度にケアするという手間が発生してしまうことがデメリットになります。
まばら:ハイライト
白髪の量が全体の31〜60%程度の人は、白髪ぼかしハイライトを入れることをおすすめします。
白髪ぼかしハイライトとは、髪の毛全体を染めるのではなく、複数のハイライトの束を髪の毛に入れていき、白髪を自然にカモフラージュするケア方法のことです。
全体を染めるわけではないので、ハイライト部分以外の髪の毛には負担をかけることなく、白髪をケアできるのがメリットの1つになります。
一方で白髪の生え方や地毛の色、ハイライトを綺麗に入れる技術など専門的な知識が必要になるため、自分ですることは難しく、比較的費用がかかってしまうことです。
多め:白髪染め
白髪の量が全体の61%以上の人は、全体を染めるいわゆる白髪染めでケアすると良いでしょう。
白髪染めといわゆるおしゃれ染めの大きな違いは、脱色作用と染色作用の強さです。
白髪染めは色を入れる強さが必要ですが、おしゃれ染めの場合は、元が黒い髪の毛を綺麗に発色させる必要があります。
そのため、髪を脱色する力を強くする必要があるのに対して、色を染める力は白髪染めと比較すると弱い力で済むのです。
白い紙に色を塗るのと黒い紙に色を塗る時を想像するとわかりやすいかもしれません。
このように白髪染めとおしゃれ染めには、使うカラー剤が違うので、白髪の量が少ないと白髪染めで全体を染めた時色の入り方がまばらになってしまい、変に目立ってしまう可能性があるのです。
そのため、白髪の量が61%以上と多い人には白髪染めでのケアがおすすめになります。
手間やお金をできるだけかけずに白髪をケアしたい人にはカラーシャンプー

美容院に行ったり、自分で染めたりするのがめんどう!
という人におすすめなのが、カラーシャンプーです。
カラーシャンプーとは、毎日使うシャンプーを染料が入っているカラーシャンプーに代えることで徐々に白髪を染めていくことができるというもの。
カラーシャンプーを選ぶ時は、次のような点がポイントを確認しましょう。
- 白髪染め特有のツンとしたにおいがしないもの
- 髪の毛を守る成分が含まれているもの
- シャンプーとして使うので、洗浄力がしっかりあるもの
- カラー展開が自分の髪の毛と合うもの など
これらを踏まえておすすめのカラーシャンプーを2つご紹介します。
利尻カラーシャンプー

まず、1つ目のおすすめは、利尻カラーシャンプーです。
利尻カラーシャンプーは、白髪染め用のカラーシャンプーでミネラルが豊富な利尻昆布が配合されているのが特徴。
「Wイオン洗浄」という独自の技術を採用していて、汚れは落としつつ、カラー成分は髪に残してくれます。
センブリやローズマリーなどの天然由来の美髪成分が27種類も入っていて、洗う、染めるだけでなくしっとりツヤツヤな髪にしてくれるのです。
さらに、ジアミンやパラベン、シリコンなど髪の毛を痛めてしまう成分が無添加だったり、ヒアルロン酸やデンプンポリマーといった毛髪を保護する成分が配合されていたりするので、髪の毛を守りながらしっかり白髪ケアすることができます。
利尻カラーシャンプーは無香料なので、白髪染め特有のツンとした嫌なにおいはしません。
ナチュラルブラウン、ライトブラウン、ダークブラウン、ブラックの4色カラー展開をしているので、ほとんどの人が自分の地毛の色に近いカラーを見つけることができるはず!
価格(税込) | 定価:¥3,850※¥3,465(定期おトク便価格) |
内容量 | 200ml |
形状 | 液体 |
カラー展開 | ナチュラルブラウン/ライトブラウン/ダークブラウン/ブラック |
販売元 | 株式会社ピュール |
RISHIRIA Furel

2つ目は、RISHIRIA Furelです。
こちらも液体タイプのカラーシャンプーで先ほどの利尻カラーシャンプーと同様、天然の利尻昆布が配合されています。
天然の利尻昆布には、頭皮に潤いを与えてくれるミネラル、潤いを長続きさせてくれるアルギン酸、頭皮を乾燥から守ってくれるフコダインという3つの美容成分が含まれています。
そして、RISHIRIA Furelのポイントは、これ1本で5役も叶えてくれるところです。
その5役とは、白髪染め、ダメージケア、速乾パサつき防止、カラーキープ、うるおい補充!白髪
をケアしつつ、気になる髪の悩みにもアプローチしてくれるのは嬉しいですよね。
また、クイックドライ処方なので、ドライヤーの時間を短縮することが可能です。
毎日使うものだからこそ、ちょっとしたストレスも軽減してくれるとより使いやすくなります。
RISHIRIA Furelはホワイトフローラルの香りなので、利尻カラーシャンプー同様、白髪染め独特のツンとしたにおいが苦手な人でも安心です。
価格(税込)(本体+詰替用パウチ) | 定価:¥3,960※¥1,980(定期コース初回50%オフ) |
内容量 | 240ml+240ml |
形状 | 液体 |
カラー展開 | ダークブラウン/モカブラウン/ナチュラルブラウン |
販売元 | 株式会社ピュール |
白髪を上手にケアして、いつまでもおしゃれを楽しみましょう!
今回は白髪を目立たせないカラーや入れ方をご紹介してきました。
色や入れ方を工夫することで白髪があるからと諦めていたおしゃれも楽しむことができるかもしれません。
白髪を上手にケアして、いつまでも自分らしいおしゃれを楽しみましょう。