
妊娠初期は、胎児の健康な発育にとって非常に重要な時期です。この時期に特に必要とされる栄養素の一つが「葉酸」です。葉酸は、胎児の脳や神経管の発育に欠かせない栄養素であり、妊娠初期から十分に摂取することが推奨されています。今回は、これからママになる方のために、妊娠初期におすすめの葉酸サプリを5選ご紹介し、その効果や選ぶポイントを詳しく解説します!
目次
飲む前に知っておきたい葉酸サプリの効果は?

葉酸サプリは妊娠計画中から授乳期まで飲むのがおすすめです。葉酸はビタミンB群の一種で、特に細胞分裂が活発な胎児の発育に欠かせない栄養素です。妊娠初期は胎児の主要な器官が形成される重要な時期で、受精後21日目から28日目にかけて形成されるといわれています。そのため、妊娠初期に葉酸をしっかりと摂取することで、胎児の健康な発育を助け、先天性障害のリスクを減らすことができます。
神経管欠損症の予防
神経管欠損症(無脳症や二分脊椎など)のリスクを大幅に低減することができます。
健康な細胞の生成と成長
DNAの合成や修復を行い細胞分裂や成長に役立ちます。そのため、体内の新しい細胞の生成を助け、健康な組織の維持に貢献します。
貧血の予防
赤血球の生成を助けるため、貧血予防にも効果的です。妊娠中は血液量が増加するため、葉酸とともに鉄分の摂取がおすすめ。
心血管疾患のリスク低減
ホモシステインというアミノ酸の代謝に関与しています。高ホモシステイン血症は心血管疾患のリスクを高めるため、葉酸を摂取することでホモシステインのレベルを低減し、心血管疾患の予防につながります。
免疫力の向上
葉酸は免疫細胞の生成にも関与しており、免疫力の向上に寄与します。健康な免疫系を維持することで、感染症や病気に対する抵抗力を高めることができます。
皮膚や髪の健康維持
新しい細胞の生成を促進し、皮膚や髪の健康維持にも役立ちます。そのため、肌の再生や髪の成長をサポートし、美容面にも効果的です。
葉酸サプリの摂りすぎに注意!摂取量の目安は?

葉酸には「天然葉酸」と「合成葉酸」の2種類があり、葉酸サプリに含まれる「合成葉酸」は、過剰摂取により健康障害を引き起こすといわれています。
以下に葉酸の推奨摂取量についてまとめました。
時期 | 推奨摂取量 |
妊活〜妊娠3か月頃 (妊娠初期) | 640μg |
妊娠4か月頃〜出産 (妊娠中期) | 480μg |
授乳期 | 340μg |
妊活〜妊娠3か月頃の期間に葉酸を摂取した方が良い理由が分かりますね。健康で元気な赤ちゃんに育つためにも、できるだけ早い段階で葉酸を摂取するのが良いでしょう。
葉酸サプリを選ぶポイント

葉酸サプリを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
葉酸の含有量
1日の推奨摂取量は400~600μgです。葉酸サプリの含有量を確認して、適切な量が含まれていることを確認しましょう。
吸収率
葉酸は天然型(食事性葉酸)と合成型(モノグルタミン酸型葉酸)があり、吸収率が異なります。合成型の方が吸収率が高くサプリメントに多く含まれます。
添加物の有無
妊娠中は添加物を避けたいもの。無添加やフリー処方を選ぶと安心です。
栄養素とのバランスが整っている
鉄やカルシウム、ビタミンなど、妊娠中に必要な他の栄養素もバランス良く含まれているものを選びましょう。
口コミやレビュー
実際に使用した方の口コミやレビューを参考にすることで、購入する前と購入した後のギャップが少なくなります。そのため、購入する前に品質や効果を確認しましょう。
葉酸サプリを利用した方がいい人は?

葉酸サプリを利用した方がいい人には、以下が当てはまります。
妊娠を計画している女性
妊娠前から葉酸を摂取することが推奨されています。胎児の発育に必要な栄養を事前に確保できるためです。食事では一日の推奨摂取量を超えることがむずかしいため、サプリで補うことをおすすめします。
妊娠中の女性
特に妊娠初期は胎児の神経管が形成される重要な時期にため、葉酸の摂取が大切です。
授乳中の女性
授乳中も母乳を通じて赤ちゃんに栄養を供給するため、母親の体内に十分な葉酸が必要です。葉酸は赤血球の生成やDNAの修復に関与しているため、授乳中の女性はサプリを利用することで葉酸の必要量を満たすことができます。
葉酸欠乏症のリスクが高い人
葉酸欠乏症のリスクが高い人には、食事から十分な葉酸を摂取できない人や、葉酸の吸収が悪い人が含まれます。具体的には以下のような人です
・栄養バランスの悪い食事をしている人
・消化器系の障害を持っている人
・アルコール頻繁に飲む人
この中の一つでも当てはまったら、葉酸サプリの摂取をおすすめします。
葉酸が含まれている食べ物

葉酸が含まれている食べ物には以下があります。
緑色野菜:ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス
豆類:レンズ豆、エンドウ豆、黒豆
柑橘類:オレンジ、グレープフルーツ
全粒穀物:全粒パン、全粒シリアル
ナッツと種子:ヒマワリの種、ピーナッツ
肝臓:鶏や牛の肝臓
ただ、食べ物から得られる葉酸は少量で、一日の葉酸推奨摂取量に達するのが難しいため、サプリと合わせて摂取すると良いでしょう。
葉酸サプリのおすすめ5選!品質・栄養素・飲みやすいものは?

多くの先輩ママに支持されている人気の葉酸サプリを5選ご紹介します!
商品名 | 葉酸の含有量と その他の栄養素 | GMP工場で生産 | 飲みやすさ | 1ヶ月分価格 |
ベルタ葉酸サプリ | 480μg +83種類以上 | ◎ | 小粒で飲みやすい | 初回:1,980円 通常:3,980円 |
マカナ | 400μg +90種類以上 | ◎ | 少しニオイがある | 初回:3,980円 通常:5,980円 |
プレミン | 400μg +14種類以上 | ◎ | コーティングしていてニオイが気にならない | 3,980円 |
ミテテ | 400μg +12種類以上 | ◎ | コーティングしていてニオイが気にならない | 1,836円 |
ママニック | 400μg +40種類以上 | ◎ | コーティングしていてニオイが気にならない | 初回:1,620円 通常:5,400円 |
ベルタ葉酸サプリ

「7年連続売り上げNo.1」「累計販売数530万件」「全国1337の産婦人科で紹介」の人気葉酸サプリです。
鉄分・カルシウム・ビタミンなど妊活・妊娠中に必要な栄養素が83種類も凝縮されているため、これ一つ飲めばたくさんの栄養を摂取できます。
体内に長くとどまる酵母葉酸が 480μg含まれるため、推奨摂取量をクリアしています。
1日4粒で、0.9cmの小粒なので飲みやすく、無味無臭です。
また、BELTA専属の専門家スタッフが妊活・妊娠についてのお悩みの相談に乗るサービスがあります。人工・体外受精、顕微授精などの不妊治療や飲み合わせや妊娠中の薬について聞くことができます。
また、男性も葉酸一日摂取推奨量が240μgとされているため、夫婦で飲むこともおすすめです。
初回は66%の1,980円から購入できます。
マカナ

「8大妊活成分配合」「1袋4役」「日本マカ・葉酸など90種類以上配合」で管理栄養士が監修しています。
こちらには日本マカが含まれ、マカには女性のホルモンバランスを調整する効果があるとされており、月経周期の規則性を改善し、排卵を正常に保ち妊娠しやすい環境を整えます。また、男性のホルモンバランスも調整するため、夫婦で摂取するのもおすすめ。日本マカはペルーマカに比べて栄養満点といわれています。
他には、葉酸など90種類の栄養素が配合され、その中の13種類の成分が栄養機能食品基準値内を達成しています!
また、GMP認定工場で製造されているため、衛生面も徹底管理されています。
初回は43%OFFの3,780円です。
プレミン

長年愛され続けているプレミンは、厚生労働省が推奨する14種類のビタミン・ミネラルを適切な量で配合しています。
プレミンは時期によって摂取量が変わる時期別のサプリを採用し、「妊活〜13w」「14週〜出産」「出産後授乳期」に商品が分かれています。そのため、時期ごとに正しく間違いのない量を摂取することができます。
また、「一般女性による安全臨床試験で安全を証明」「原材料の原産国開示」「各種アレルギー検査、安全性試験の実施」などがされています。
ミテテ

吸収率の良いモノグルタミン酸型480μgが含まれ、葉酸・鉄・カルシウム・8種のビタミン・4種のミネラル・クリスパスタ菌・ナノ型乳酸菌など、妊活・妊娠に必要な栄養素が配合された葉酸サプリです。
また、ユーザーの声を形にして改善しているようです。コーティングしているためニオイが気にならず小さい粒で飲みやすいです。
また、GMP認定工場で製造されています。
ママニック

妊活・妊娠に必要な40種類の栄養素に加え、国産野菜8種類、美容成分8種類が含まれ、女性に嬉しい成分がたっぷりです。
栄養機能食品なので、栄養成分の含有量が国が定めた上限値・下限値の基準に適合し、栄養補給することができます。たくさんの栄養素が含まれていますが、厚生労働省の基準量を守っているため取りすぎてしまう心配はありません。
15日間返金保証もあります。
まとめ
妊娠初期に葉酸を十分に摂取することで、胎児の健康をサポートし、特定の先天性障害のリスクを低減することができます。普段の食事では不足しがちな分を葉酸サプリで補うことで推奨する基準値を満たすことができるでしょう。
妊娠初期におすすめの葉酸サプリを5選紹介してきました。それぞれの特徴を知ることで自分に合ったサプリを見つけることができます。
本記事を参考に、葉酸サプリを選んでみてくださいね!