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ファンデーションが服についた時の対処方法

ファンデーションが服についてしまった時

「ファンデーションが服についてしまった!」

メイクしている時や外出先でうっかり起きてしまうことはありませんか?

すぐに汚れを落とそうとしてもなかなか落ちにくいですよね。

そんな方のために、これからファンデーションが落ちにくい原因や正しい落とし方などをご紹介していきます。

ファンデーションが落ちにくい原因

ファンデーションが落ちにくいのには理由があります。

まずその性質について知ることが大切です。

ファンデーションは、油性のベースになる成分に色を付ける顔料や、肌に密着させる沈着剤、乾燥から守る保湿剤などが配合されてできています。

油性で水に溶けにくく耐水性にすぐれているため、汗や涙が出てきても簡単に落ちないように作られています。

一方、水性は水に落ちやすい性質があります。

油性汚れの種類
・食用油
・皮脂
・ファンデーション、口紅 など

水性汚れの種類
・ジュース、コーヒー、紅茶
・醤油
・果汁
・スープ
・アルコール
・水性インク
・汗 など

ファンデーションや服による落ちにくさの違いについて

ファンデーションといってもさまざまで、服によっても汚れの取れやすさに違いがあります。

これから見ていきましょう。

ファンデーションの種類

ファンデーションの種類によって、服についた場合の取れやすさが異なります。

例えば、ウォーターベースのファンデーションは比較的簡単に洗い流すことができる傾向がありますが、クリームやパウダー状のファンデーションは服地に密着しやすく、取り除きにくい傾向があります。

なかにはウォータープルーフのファンデーションもあり、水や汗に強く、長時間崩れにくい特性を持っています。

これは、特殊なポリマーやシリコンなどの成分が肌表面に薄いフィルムを形成するためだとされており、服についた場合も同様に洗い流しにくくなっています。

ファンデーションの成分

ファンデーションに含まれる成分も取れやすさに影響します。

一部のファンデーションには、肌や衣服に密着する成分が含まれており、これらの成分が服地にしっかりと付着するため、取り除きにくい場合があります。

服の種類

服の種類も取れやすさに影響します。

滑らかな表面の素材や、凹凸の少ない素材では、ファンデーションが比較的簡単に取れやすい傾向があります。

一方で、繊維の細かい素材や、毛羽立ちやすい素材では、ファンデーションがしっかりと付着しやすく、取り除きにくい場合があります。

汚れてから過ぎた時間

ファンデーションが服についた際の処理のタイミングも重要です。

できるだけ早く対処することで、汚れが服に浸透する前に取り除くことができます。

時間が経過すると、ファンデーションが服に浸透して取り除きにくくなる場合があります。

ファンデーションの落とし方

ファンデーションを落とす時は何から始めていいのか不安になると思います。

ここからは対処法を見ていきます。

洗濯表示を確認

服についたファンデーションを落とす前に、まず服の洗濯表示を確認しましょう。

洗濯機で洗えるものや水洗いできるもの、なかには水洗いできないものもあるため注意が必要です。

服についたファンデーションを落とす

洗濯表示を確認したところで、次は服についたファンデーションを落とす番です。

順番に従うことで失敗せずに汚れを落とすことができますよ。

準備するもの
・クレンジングオイル
・台所用中性洗剤
・歯ブラシ(または部分洗い用ブラシ)
・タオル(またはペーパータオル)
・ぬるま湯(または水)

手順
1.ファンデーションの粉がついている際は、手で軽くはたいて落としておきます。
 固形物がついていたらティッシュペーパーなどで取り除きます。
2.シミで汚れた部分を下にしてタオルを敷きます。
3.歯ブラシにクレンジングオイルをつけ、シミの裏側から軽くたたき、タオルに汚れを移します。
4.タオルをずらしながら歯ブラシでたたく作業を繰り返します。
5.タオルに色がつかなくなったら、クレンジングオイルをぬるま湯で洗い流します。
 クレンジングオイルは油分が強く落ちにくいため台所中性洗剤をかけると良いです。
6.汚れやクレンジングオイルが落ちたら洗濯機で洗います。

外出先の応急措置

外出先でファンデーションが服についてしまった時の対処方法もご紹介します。

準備するもの
・ハンドソープ(またはクレンジングシート・メイク落としシート)
・ティッシュペーパー(または布、ハンカチ)

手順
1.ファンデーションの粉がついている際は、手で軽くはたいて落とします。
 固形物がついていたらティッシュペーパーなどで取り除きます。
2.シミの裏紙にティッシュペーパーを敷きます。
3.別のティッシュペーパーにハンドソープをつけ、シミの部分を軽くおさえながら、歯ブラシでたたくようにして汚れをティッシュに移していきます。
4.裏側に敷いたティッシュペーパーをずらしながら歯ブラシでたたく作業を繰り返します。
5.ティッシュペーパーに色がつかなくなったら、別のティッシュペーパーをあてて水分や石鹸の成分を吸い取ります。
6.自宅に帰ったらすぐに洗濯機で洗います。

キレイに汚れを落とすためのポイント

できるだけ早めに落とす

ファンデーションが服についたら、できるだけ早く処理を始めましょう。

汚れが乾いた状態よりも湿っているうちに処理する方が、汚れが落ちやすくなります。

油性クレンジング剤を使用

ファンデーションは油性の成分が含まれているため、油性クレンジング剤が有効です。

油性クレンジング剤を服の汚れに直接塗り、汚れをこすり落としましょう。

また、生地を水で濡らすと落ちにくくなる可能性があるため、乾いている状態で使用しましょう。

優しくこする

汚れをこすり落とす際には、強くこすると服が傷む恐れがあるので、優しくこすります。

予洗い

油性クレンジング剤を使用した後は、予洗いを行います。

水で服の汚れを流し、クレンジング剤と汚れを取り除きます。

適切な洗剤を使用

汚れを落とす際には、適切な洗剤を使用しましょう。

油性の汚れには油脂を分解する力のある洗剤が適しています。

漂白剤の使用

ファンデーションのシミが頑固な場合は、漂白剤を使用することも考えます。

ただし、服の素材やカラーに合わせて適切な漂白剤を選び、洗濯表示に従って使用してください。

ファンデーションが服につかないようにするためには

うっかり服についてしまいがちなファンデーション。

せっかくメイクしたのに汚れてしまうと気分も下がってしまうので、できるだけつかないようにしたですよね。

下記のことを行うことで汚れるのを防ぐことができる可能性があります。

ファンデーションの待機時間を確保する

ファンデーションを塗布した後は、少し待機して肌に定着させます。

そうすることで、ファンデーションが肌に密着し、服に移りにくくなります。

フェイスパウダーを使用する

ファンデーションを塗布した後に、フェイスパウダーを軽く顔全体にふりかけます。

フェイスパウダーはファンデーションを固定する作用があります。

メイクセッティングスプレーを使用する

メイクセッティングスプレーを使用して、メイクを固定します。

スプレーをファンデーションが乾いた後に顔全体に吹きかけることで、崩れにくくなり、ファンデーションが服に移るのを防ぎます。

衣服の着脱に注意する

ファンデーションを塗布した後は、衣服の着脱に注意します。

特に首や襟元、袖口などのファンデーションが触れやすい部分に注意し、服にファンデーションが付着しないようにします。

直接ファンデーションに触れない

ファンデーションを塗布する際に、直接服にファンデーションが触れないようにします。

ブラシやスポンジなどを使用することで、ファンデーションを肌に均一に塗布するとともに、顔以外にファンデーションを付着しにくくします。

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まとめ

ファンデーションが服についてしまうことは誰にでもあります。

その時は速やかに対処することが大切。

まず、洗濯表示を確認してから水洗いできるかを確認し、可能なら自宅で洗いましょう。

外出している時でも、乾燥する前に汚れた部分を洗うことで、取り除きやすくすることができます。

ファンデーションは油性なので落ちにくいですが、正しく洗うことで綺麗に落ちることができます。

洗うために必要なものは、クレンジングオイルや台所用中性洗剤などご自宅にあるものばかりですので安心です。

ファンデーションの汚れを取り除けたら通常と同じように洗いましょう。

今回の記事を参考にして、適切に対応してみてくださいね。

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