
髪の毛の悩みはいつまで経っても消えないものですよね。
若い頃は髪色や長さどうしようとワクワクした悩みを持っていたのに、、
ボリュームが減った、細くなってきた、抜け毛などの悩みに変わってきて最近では薄毛なのかも、、と思ってしまうことも。
ここでは髪の毛にとって摂取した方が良い栄養素、避けたい栄養素・脱毛症の種類についてまとめてみました。
目次
髪に良い栄養素
髪の毛に良い栄養素を積極的に取り入れて、薄毛を阻止していきたいところです。
ここでは栄養素とあわせて食べ物を紹介していきます。
タンパク質

髪の毛はタンパク質からできています。
そして人間の水分は約60%の次にタンパク質は約16%の割合を占め、体が作られています。
タンパク質は髪の毛だけではなく筋肉や臓器、ホルモン、抗体などの主成分でもあります。
ですがダイエットなどによってタンパク質の摂取量が少ないことがあります。
そうすると髪の毛よりも先に筋肉や臓器などに優先的に使用されてしまいます。
そのためタンパク質は積極的に摂取することが大切です。
主に肉や魚、卵、大豆製品などに多く含まれています。
亜鉛
亜鉛は髪の毛の主成分タンパク質のケラチンを合成するのに必要な成分です。
摂取したタンパク質が体内で分解され、アミノ酸に変わり再結合しケラチンを作ります。
このアミノ酸からケラチンを作るときに必要な成分なのです。
亜鉛は不足していると髪の毛が脆くなってしまったり、白髪の原因になってしまいます。
2015年に1日の亜鉛の推奨摂取量を厚生労働省が発表しています。
18〜69歳男性は10mg、女性は8mgです。
70歳以上の男性は9mg、女性は7mgとされています。
亜鉛は牡蠣やレバーなどに多く含まれています。
しかし毎日摂取することが難しいときはサプリメントに頼ることもおすすめです。
鉄分
鉄分には血液内の酸素や栄養を運搬する役割があります。
そして細胞の成長にはエネルギーが必要になり、エネルギーには酸素が必要となります。
このときに鉄分が不足していると十分な酸素や栄養が運ばれないため、髪の毛の細胞の成長が不十分になってしまいます。
この成長が不十分だと髪の毛が細くなってしまったり、弱く抜けやすくなり薄毛の原因につながります。
赤身の肉や赤身の魚、野菜、豆類に含まれています。
ビタミン

髪の毛の成長や頭皮環境においてビタミンは摂取しておきたい栄養の一つです。
ビタミンにはさまざまな種類がありますが、肉類や魚類、野菜、果物などをバランスよく摂取するとこが良いと言えるでしょう。
髪に悪い栄養素
良い栄養素をご紹介してきましたが、逆では髪の毛にとって悪い栄養とはどんなものがあるのでしょうか。
せっかく良いものを取り入れているのであれば悪いものを避けていきたいところですよね。
過度な糖質制限
最近ではダイエットや肉体改造などで過度な糖質制限をおこなっている人が増えています。
体内でエネルギー源である糖質が不足した場合、タンパク質からエネルギーを作り出そうとしてしまいます。
臓器や筋肉、髪の毛などはタンパク質から作られています。
そのため髪の毛よりも臓器や筋肉などの生命活動に必要なタンパク質が優先して使われるため、髪の毛のたんぱく質から先にエネルギーを作ろうとします。
このとき髪の毛の生成や成長に必要なタンパク質が不足してしまうため、弱い髪の毛になってしまったり、抜け毛・薄毛の原因になってしまいます。
また糖質の取りすぎも体内でタンパク質と糖分がくっつきやすくなります。
そして髪の毛に必要なタンパク質が不足してしまう状況を作ってしまい、薄毛になってしまいます。
多量の塩分
過剰な塩分摂取は体内の水分バランスを崩し、血流の悪化や頭皮の乾燥などのリスクを高めます。
そのため頭皮環境が悪くなり、薄毛につながります。
さらに高血圧や脳卒中、心臓病などのリスクも高めてしまいます。
また2020年に厚生労働省が発表した1日の塩分摂取量は男性7.5g、女性6.5gとされています。
高脂肪な食べ物

ファーストフードやスナック菓子など過剰に摂取してしまうと抜け毛や薄毛の原因になってしまいます。
さらに病気のリスクも高めてしまうため、注意が必要です。
薄毛の症状
薄毛になってしまう原因もたくさんありますが、薄毛にもさまざまな種類があります。
自分がどの症状に当てはまっているのかチェックしてみてください!
びまん性脱毛症(女性型脱毛症)
全体的に髪の毛が抜けしまう薄毛の1つです。
女性だけではなく、男性にもみられる症状です。
主に
「髪の毛のボリュームが失われている」
「分け目が目立ってきた」
と感じることが増えているときはびまん性脱毛症が疑われます。
分娩後脱毛症
出産後に薄毛になってしまう症状で薄毛の1つです。
大体半年から1年で治ると言われていています。
一時的なものなのでそこまで心配する必要は少ないかもしれません。
ひこう性脱毛症
大量のフケによって起きる薄毛の1つです。
フケによって常在菌が繁殖し、毛穴が炎症を起こしてしまい髪の毛の成長に邪魔をされてしまい、抜け毛が増え薄毛になってしまいます。
全体的に髪の毛が抜けるのでびまん性脱毛症と似ていますが、痒みを伴う傾向があると言われています。
円形脱毛症
名前の通り円形に髪の毛が抜けてしまう症状です。
何らかの原因によって免疫機能が自分に向いてしまい、機能が損なわれてしまうことを自己免疫疾患といいます。
一部のリンパ球が毛包の組織を攻撃してしまい自己免疫反応が起こることで髪の毛が抜けてしまいます。
円形脱毛症はさらに細かく分けることができます。
単発型・多発型・汎発型・全頭型・蛇行型などに分かれています。
また単発型に比べ、多発型・汎発型・全頭型・蛇行型は治りにくい傾向があります。
女性男性型脱毛症
女性男性型脱毛症(FAGA)男性に見られる進行型の薄毛の1 つです。
- ・分け目が広がったように感じる
- ・髪の毛のボリュームが減ってきている
- ・髪の毛が細くなってきている
- ・抜け毛が増えた
のようにさまざまな症状が出るため、他の脱毛症との区別が難しいです。
牽引性脱毛症
髪の毛を結ぶことによって起こる薄毛の1つです。
キツく髪の毛を結ぶことで生え際の髪の毛が抜けてしまいやすくなります。
治療法
さまざまな脱毛症をお伝えしてきました。
どんな治療法があるのか気になりますよね。
病院に行く

一番改善できる手段としてはのは病院に行き、診察してもらうことです。
内服薬や外用薬などで薄毛の治療をしていきます。
しかし、頭髪に関しては保健適応外のため、自己負担になります。
病院に行く際は注意が必要です。
原因を取り除く
牽引性脱毛症は髪の毛を強く引っ張ることで起こる脱毛症だとお伝えしてきました。
髪の毛を強く結ばないことで原因を取り除くことで改善されます。
また睡眠不足であったり、偏った食生活をしているなど原因と薄毛の原因になりそうなものを取り除くことで薄毛の改善が期待できます。
育毛剤を使用する
育毛剤を使用することも手段の1つです。
何となく男性が使用するイメージだったり、手が出しにくい感じがしてしまう人もいると思います。
ですが最近では女性用の育毛剤が販売されているのをご存知でしたか?
次は日本で初めてCOSMOS認証を受けた薬用育毛剤を紹介していきたいと思います。
WICOT

WICOTは日本で初めてCOSMOS認証をうけた(厳しいオーガニックの基準をクリアした)育毛剤です。
頭皮がデリケートな方も使用できるのも魅力的です。
3種類の有効成分を配合しており、発毛促進・育毛・脱毛予防が期待できます。
そして、頭皮の環境を整えることも期待できます。
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また株式会社ピュールでは白髪ケアシリーズも販売しています。