
「1度白髪になった髪の毛は黒髪になるの?」
「白髪を黒髪に戻したい!」
実は、1度白髪になった髪の毛も状態によっては、黒髪に戻る可能性があります。
今回はどのような白髪であれば黒髪に戻るのか、黒髪に戻す方法・NG行動をご紹介します。
目次
白髪を黒髪に戻すことは可能?

1度白髪となって生えてきた髪の毛は、もう黒髪には戻らないと思っていませんか?
実は、白髪になっても黒髪に戻すことができます。
しかし、残念ながら全ての白髪が黒髪に戻るわけではなく、黒髪に戻るためには条件があるので詳しくご紹介していきましょう。
可能な場合
まず、白髪になって黒髪に戻る条件には次のようなものがあります。
- ・メラノサイトがお休みしている状態の髪の毛であること
- ・チロシンが足りていない髪の毛であること
メラノサイトとは、髪の毛を黒くしているメラニンを作っている細胞のことです。
そしてチロシンとは、メラニンを作るために必要な栄養分です。
この2つが原因で白髪になっている髪の毛は、対策することで黒髪に戻る可能性があります。
メラノサイトの休止やチロシンの不足は次のようなことが原因となり、起こることがあるのです。
- ・紫外線によって頭皮がダメージを受ける
- ・喫煙による、自律神経の乱れや血行不良が起こる
- ・ストレスが溜まって交感神経が優位になり、血行不良が起こる
- ・不規則な食生活や過度なダイエットによるタンパク質が不足した状態になる など
不可能な場合
次に白髪になったらもう黒髪に戻らない条件は、メラノサイトが完全になくなってしまっている髪の毛です。
メラノサイトが完全になくなる原因としては次のようなものがあります。
- ・加齢による細胞の老化
- ・遺伝
- ・酸素や栄養の不足 など
白髪を黒髪に戻すことをサポートする行動3つ

では、黒髪に戻るタイプの白髪が増えてしまった場合、どのようなことをすれば黒髪を取り戻せるのでしょうか。
今回は、具体的かつ日常的にできる方法を3つご紹介します。
白髪ケアをしてくれる栄養素を中心に食事をとる
白髪を黒髪に戻す方法、1つ目は白髪ケアをしてくれる栄養素を中心にバランスの取れた食生活を送ることです。
黒髪にするためには、メラノサイトを活性化させることが大切になります。
メラノサイトの活性化は、チロシンだけでなくヨードという栄養を摂ると良いです。
ヨードとは、ミネラルの1つでメラノサイトを活性化させる成分になります。
このヨードが多く含まれている食べ物の一例は次の通りです。
- ・わかめ
- ・ひじき
- ・もずく
- ・寒天
- ・ヨード卵 など
また、チロシンを多く含む食べ物には次のようなものがあります。
- ・納豆
- ・チーズ
- ・バナナ
- ・ナッツ類
- ・豆腐 など
さらに、健康な髪の毛を育てるためには、タンパク質も重要です。
ヨード・チロシン・タンパク質を中心にバランスのとれた食生活を心がけましょう。
徹底した紫外線対策をする
白髪を黒髪に戻す方法、2つ目は頭皮・髪の毛の紫外線対策を徹底して行うことです。
紫外線は肌だけでなく、頭皮や髪の毛にも悪影響を及ぼします。
紫外線を繰り返し浴び続けることで頭皮が乾燥してしまい、炎症の原因に。
炎症が起こることで頭皮環境が悪化し、白髪の原因となるのです。
外出する時は、肌だけでなく、頭の紫外線対策も行うことで健康な頭皮環境に近づけます。
頭の紫外線対策には次のようなものがおすすめです。
- ・スプレータイプの日焼け止めを頭皮にかける
- ・帽子をかぶる
- ・日傘をさす など
ちなみに、紫外線は晴れの日だけでなく、曇りの日や雨の日も降り注いでいます。
そのため、晴れている日以外も対策をすることが大切です。
適度な運動習慣を取り入れる
白髪を黒髪に戻す方法、3つ目は適度な運動習慣を取り入れることです。
一見、髪の色と運動習慣は関係のないことのように思えますが、運動をすることで血行が促進され、メラノサイトが活性化されます。
おすすめは1日20分程度の運動です。
過度な運動は逆効果になってしまうこともあるので、負担にならない程度に取り入れることが重要になります。
今まで運動習慣がなく、簡単に取り入れられないという人は、次のようなものを取り入れてみましょう。
- ・自宅でヨガをする
- ・帰宅する時に一駅前で降りて歩いて帰る
- ・1つ遠いスーパーに買い出しに行く
- ・自宅の階段で上ったり、下りたりする など
適度な運動はストレス発散にも繋がるため、自律神経を整える効果も期待できます。
血行と自律神経の両面から黒髪になるサポートをしていきましょう。
白髪を黒髪に戻したい時にやってしまうとダメな行動3つ

白髪を黒髪に戻す方法をご紹介してきましたが、逆にこれをやってしまうと黒髪が遠のいてしまうという行動も併せてご紹介しましょう。
代表的なものには、次の3つのようなものがあります。
脂質や刺激物を大量に摂取する
黒髪が遠のいてしまう行動、1つ目は脂質や刺激物といったものを大量に摂取してしまうことです。
まず、脂質を大量に摂取すると血液がドロドロになってしまい、血行不良を引き起こします。
血行不良を引き起こすと髪の毛まで栄養や酸素が行き渡りにくくなってしまい、結果として白髪が生えやすい環境となってしまうのです。
次に刺激物を摂取することで消化器官にダメージを与えてしまいます。
消化器官と白髪は関係がないように思えますが、消化器官が傷つくと栄養を運んだり、吸収したりする機能が低下してしまうのです。
そうなると血行不良と同様、髪の毛に栄養が行き渡りにくくなってしまい、結果として白髪が生えてきてしまいます。
生えている白髪を抜く
黒髪が遠のいてしまう行動、2つ目は今生えている白髪を抜いてしまうことです。
白髪を抜いてしまうと白髪が増えるという噂を聞いたことがあるのではないでしょうか?
これには理由があり、白髪を無理やり抜くことで毛根が傷ついてしまったり、毛細血管が破れてしまったりするのです。
どうしても白髪が気になってしまう場合は、抜くのではなく、根元から髪の毛用のハサミで切ることをおすすめします。
髪の毛を洗いすぎる
黒髪が遠のいてしまう行動、3つ目は1日に何回も髪の毛を洗うことです。
頭皮を清潔にすることは白髪のケアとして正しい行動ですが、洗いすぎることは逆効果になってしまうことがあります。
髪の毛を洗いすぎることで、頭皮の乾燥を防ぐ働きをしている皮脂も流れ落ちてしまうことがあり、頭皮の保護機能がなくなってしまうのです。
また、髪の毛を洗う時に発生する摩擦で頭皮に刺激を与えすぎてしまうことも白髪の原因になります。
髪の毛を洗う回数は、1日1回程度、洗う時はしっかり泡立ててなるべく頭皮を傷つけないように優しく洗うことを心がけましょう。
白髪が黒髪に戻らなかった時は…

ここまでご紹介してきたように、白髪になった髪の毛は、黒髪に戻る場合と戻らない場合があります。
自分の髪の毛が黒髪に戻らないタイプだった場合、適切にケアをすることで白髪を目立たなくすることが可能です。
ケアの方法には次のようなものがあります。
美容院で染める
白髪ケアの方法、1つ目は美容院で染めることです。
美容院で白髪を染めることのメリットは、プロが髪の毛の状態を判断して適切な施術をしてくれること。
自然で理想に近い仕上がりにしてくれます。
一方で、1回あたりの金額が他の方法と比較すると高額になるため、出費がかさむことやわざわざ美容院に出向かなければならないことなどがデメリットとしてあるのです。
市販の白髪染めを使う
白髪ケアの方法、2つ目は市販の白髪染めを使うことです。
市販の白髪染めを使うことのメリットは、自宅でできることや1回あたりの金額が比較的安価であること。
美容院に行くのがめんどうな人にとって、自宅でケアできるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。
一方で、市販の白髪染めを使うデメリットとして、仕上がりが不自然になってしまう場合があることや髪が傷みやすいということがあります。
白髪ケアシャンプーを使う
白髪ケアの方法、3つ目は白髪ケアシャンプーを使うことです。
白髪ケアシャンプーを使うメリットには、手間がほとんどかからないことや市販の白髪染めと同様、比較的安価なことがあります。
毎日使っているシャンプーを白髪ケアのものに代えることで徐々に白髪が染まっていくケア方法です。
染める時間や手間を確保しなくて良いので、最も手軽な方法といえます。
また、シャンプーの中に染料が入っているので、技術がなくてもムラなく、自然な仕上がりになるのも嬉しいポイントです。
一方で、1回では染まらないので、継続して使う必要があることがデメリットとしてあげられます。
白髪ケアのシャンプーには様々な種類がありますが、今回はおすすめの白髪ケアシャンプーを2つご紹介しましょう。
利尻炭酸カラーシャンプー

おすすめの白髪ケアシャンプー、1つ目は、利尻炭酸カラーシャンプーです。
泡で出てくるタイプの利尻炭酸カラーシャンプーは、細かい泡で出てくるので、根本からきれいに白髪をケアすることができます。
「洗う」と「染める」だけではなく、頭皮に潤いを与えてくれる成分が入っているので、頭皮ケアをしながら使える点がおすすめです。
ちなみに泡の大きさは約300μmで、この大きさは人の手では作れません。
この小さくて、濃密な泡が毛穴までしっかり洗ってくれるので、染めるだけでなく洗浄力が高いのも特徴の1つです。
また、髪が傷みやすい人も安心して使うことができるのも嬉しいポイント。
パラベンやジアミン、酸化剤などの髪にダメージを与える成分が入っていないので、比較的使いやすい白髪ケアシャンプーです。
さらに、天然の利尻昆布成分が配合されていて、保水、保湿にもこだわって作られています。
香りは、シトラスハーブで白髪染め独特のツンとした嫌なにおいもありません。
価格(税込)(本体+詰替用パウチ) | 定価:¥3,850※¥1,925(定期コース初回50%オフ) |
内容量 | 180ml |
形状 | フォーム |
カラー展開 | ダークブラウン/ブラック |
販売元 | 株式会社ピュール |
RISHIRIA Furel(リシリアフレル)

おすすめの白髪ケアシャンプー、2つ目はRISHIRIA Furelです。
これは先ほどご紹介した利尻炭酸カラーシャンプーと違い、液体タイプになります。
これ1本で、白髪染め・ダメージケア・速乾パサつき防止・カラーキープ・うるおい補充の5役を果たしてくれる優秀アイテムです。
白髪ケアだけでなく、気になる髪の悩みにもアプローチしてくれるカラーシャンプーなので、白髪を染めつつ、髪のダメージケアもできます。
RISHIRIA Furelには、シコン・クチナシ・ウコン・アナトーといった天然由来の植物色素が配合されており、髪や頭皮をいたわりながら染めてくれます。
さらにWダメージサーチシステムという新機能が導入されています。
このWダメージサーチシステムとは、サーチリペアカプセルとサーチリペアプロテインのことです。
サーチリペアカプセルは、ダメージに反応してピンポイントで補修をし、サーチリペアプロテインは、補修しながらダメージから髪を守ってくれる仕組みになります。
また、クイックドライ処方なので、ドライヤーの時間を短縮することができ、お風呂上がりのストレスも軽減しながら使用可能です。
価格(税込)(本体+詰替用パウチ) | 定価:¥3,960※¥1,980(定期コース初回50%オフ) |
内容量 | 240ml+240ml |
形状 | 液体 |
カラー展開 | ダークブラウン/モカブラウン/ナチュラルブラウン |
販売元 | 株式会社ピュール |
白髪になっても黒髪に戻る可能性はある!

ここまで白髪になっても黒髪に戻る状態や方法をご紹介しました。
自分の髪の毛の状態を判断し、戻る場合は生活習慣の見直しをして黒髪を取り戻しましょう。
逆に戻らない場合は、白髪ケアシャンプーを使うなどしてケアをしていくことをおすすめします。